令和3年度北東北地区合同訓練の実施報告

 令和3年7月14日・15日に、北東北地区(青森県・秋田県・岩手県支部)において地震被害を想定した合同訓練を行いました。

情報連絡訓練(7月14日)

 青森県内でマグニチュード8.0の地震が発生し、八戸市内で震度6強を観測したと想定。
 東北地方支部内各県支部との被災情報確認から始まり、被災担当県支部から断水被害による給水車派遣要請依頼を受け、東北地方支部から秋田県支部・岩手県支部に合計14台の給水車を依頼するまでの流れを確認しました。

応急給水参集訓練(7月15日)

 情報連絡訓練に続く翌日の参集訓練では、各応援事業体が応急給水隊を編成し、八戸圏域水道企業団の白山浄水場へ参集しました。
 参集後、給水車に注水を行い、現地にて指示のあった現場にて応急給水訓練を行いました。
 なお、参集訓練にあたっては、総括やアンケートを事後のメール送受に変更するなど、新型コロナウイルスの感染防止に配慮して実施しています。

地震や水害などにより断水等の被害が発生した際には、会員の皆様の相互協力が不可欠となります。万が一に備え、日頃から「地震等緊急時対応の手引き」及び「日本水道協会東北地方支部相互応援協定」等の内容や、非常時の連絡手段等の確認をよろしくお願いします。