北東北合同訓練(情報連絡訓練)の実施

 令和2年7月16日に、北東北地区(青森県・秋田県・岩手県支部)において豪雨災害を想定した合同訓練を行いました。

情報連絡訓練(7月16日)

 台風の影響により北上川が氾濫し、岩手中部水道企業団の浄水場の取水施設が停止、断水が発生したと想定。
 電話やメール等を活用した情報連絡訓練として、岩手県支部から東北地方支部に給水車派遣の要請を依頼し、青森県支部から6台、秋田県支部から5台の給水車を派遣することとしました。
 8月1日から運用開始となる、日本水道協会の「地震等緊急時対応の手引き」改訂版の新様式を使用することで、実際にやってみないと気付かない、訓練ならではの発見や課題を抽出することができ、充実した訓練とすることができました。

応急給水参集訓練

 7月17日には岩手中部水道企業団への給水車の参集訓練を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、残念ながら中止としました。

地震や水害などにより断水等の被害が発生した際には、会員の皆様の相互協力が不可欠となります。万が一に備え、日頃から「地震等緊急時対応の手引き」及び「日本水道協会東北地方支部相互応援協定」等の内容や、非常時の連絡手段等の確認をよろしくお願いします。